第29回日本総合病院精神医学会学術総会

ワークショップ事前登録

※事前登録は締め切りました。空き状況は当日直接お問い合わせください。

ワークショップ1 11月25日(金曜日)16:15~18:15(第3会場)

精神腫瘍学研修会~緩和ケアにおける難しい心理反応への対応~(企画:がん対策委員会)

本研修会の目的は、がん患者の精神症状に対するコンサルテーションに関して実地臨床で役に立つような学びを得ていただくことです。がん臨床の現場で時々遭遇し、かつ対応に難渋するような事例を提示し、対応法についてさまざまな観点から検討することを毎年行っておりますが、今回は進行・終末期においての特徴的な心理反応を取り上げます。患者・家族のやりきれない感情が医療者にも伝播し、看護師などを中心に強い無力感を味わっているようなケースに対して、精神科医はどのような切り口でアセスメントし、能動的な関わりが出来るのでしょうか?
研修会当日は松本より症例提示を行い、秋月、梅澤、馬場はそれぞれの観点より対応法について考察します。また、清水、關本はフロアの方々も含めたディスカッションに展開させます。

事前申込 不要(当日先着順)

ワークショップ2 11月25日(金曜日)9:30~11:30(第5会場)

若手医師・多職種のためのせん妄予防と治療2016(企画:治療戦略検討委員会)

せん妄は総合病院で最も頻繁にみられる精神・行動の障害で、実際、精神科コンサルテーションのうち最も多い障害の一つです。一過性の病態と考えられていましたが、多くの研究から一旦発症するとその後の身体予後の悪化ばかりでなく、認知症発症の危険性も高くなり、さらに医療経済面でも悪影響が生じることが知られています。このように非常に重要な臨床分野ですが、今まで場当たり的な対応に終始することが多かったのではないでしょうか? 実際、包括的ケアの中で最も重要な障害の一つですが、確立した高いエビデンスに基づく予防的介入や治療的介入は未だありません。
昨年に引き続き、本ワークショッップでは、せん妄症例への対応、治療的介入ならびに予防的介入を含めて議論していけたらと思います。自分の行っているせん妄への対応はこれで良いのだろうか? 上級医から指導された方法は本当に正しいのだろうか? 看護スタッフの対応はこれでよいのだろうか? 何かよい予防策はないのだろうか? といった臨床的疑問が多々あると思います。このワークショップに参加することで全てを解決できるわけではありません。しかし、ある程度のエビデンスをもった対応を学ぶことはできると思いますし、今後の課題が明らかになると思います。症例を提示し、小グループでディスカッションを行う方式をとりたいと思います。ぜひ参加してください。

事前申込 要事前申込
定員・募集対象 40名
(若手医師・看護師・心理士)

ワークショップ3 11月25日(金曜日)16:15~18:15(第5会場)

認知症診療における多職種連携の実践(企画:認知症委員会)

認知症高齢者500万人時代を迎え、医療機関を受療する認知症患者が増加している。それに伴い、身体疾患治療のため一般病床に入院する認知症高齢者がかなりの割合に上ることが明らかになってきた。平成28年度より、認知症による行動・心理症状や意思疎通困難により、身体的治療への影響が見込まれる患者に対し、多職種の適切な対応による治療の円滑化を目的として認知症ケア加算が新設された。要件が比較的緩いことから、精神科リエゾンチームの配置が困難な医療施設での認知症高齢者ケア体制の整備・普及が期待されるものの、実効性のある体制作りには、スタッフそれぞれが認知症に関する正しい知識と全人的理解、スタッフ間の連携、適切な対応について学んでいく姿勢が不可欠である。
本ワークショップでは、多職種による事例検討を通じて、認知症高齢者への適切な治療・対応とケア、ケースワークについて議論を深める予定である。
多くの方々の参加をお待ちしております。

事前申込 要事前申込
定員・募集対象 24名
(医師、看護師、薬剤師、臨床心理士、ケースワーカー等)

ワークショップ4 11月26日(土曜日)9:15~11:15(第4会場)

生活習慣病と臓器移植―ターミナルステージに対する予防的介入を考える―(企画:臓器移植関連委員会)

我が国では現在様々な臓器移植が行われており、延命だけでなく病者のQOLを向上する取り組みがなされている。なかでも腎移植と肝移植は毎年相当数行われており、本学会でも移植医療への精神科医の関与について報告を行ってきた。肝不全、腎不全の原因はさまざまだが、生活習慣病である糖尿病が進行として腎不全となり、透析導入となったり、アルコール肝硬変の治療として肝移植が行われることもある。この場合は生活習慣病の是正がなされないまま、病期が進み移植以外の代替治療がなくなったことを意味する。その間に多数の医療者が関与している。このようなターミナルステージを迎える前に、どのような介入が現在なされているかワークショプを開催したい。事例提供は、糖尿病予防のための肥満外科治療を東邦大学佐倉病院から、移植後の腎の機能廃絶をきたすノンアドヒアランス予防の取り組みについて東京女子医科大学から、肝移植後のアルコール再飲酒予防の対策について京都大学から行う。それぞれの取り組みを報告し、参加者と討論して臓器移植だけでなく、精神科医が生活習慣病に対しても身体科医師と広く連携する意味を考察したい。事例提供の後に会場を3つのブロックに分けて、グループディスカッションを行う予定をしている。

事前申込 不要(当日先着順)

ワークショップ5 11月26日(土曜日)14:00~18:00(第4会場)

身体科救急スタッフに向けた精神科救急患者の標準的な初期対応―PEEC公開コース―

【目的】全国で開催されているPEECコースを今学会の会場内で開催し、そのコンセプトとともに研修コースの内容を会員の皆さまに公開し、広くその内容を理解していただくこと。
【コース内容】PEECのコンセプトと現在の精神科救急における問題点を20分で解説したのち、全員で自己紹介。その後精神科的問題を有する救急疾患4症例について各45分で問題点の把握、初期診療の実際、残る問題の解決法まで、受講生6~8名とファシリテーター、コースアシスタントによるスモールグループディスカッションを通して話し合い、症例への基本的なケアや接遇法を学ぶとともに、その後のつなぎを多職種で実践できるよう学習する。そして最終的に自施設、地域における問題点についても想起できるように図る4時間のコースである。
【検討内容】コースを見学された会員の皆さまには、身体科救急医療における精神科的問題を有する症例への標準的な初期治療とケアに関してご意見を頂戴し、改訂の糧とするとともに、今後ファシリテーターやコースアシスタントとしての参加や開催の協力をお願いしたい。

事前申込 要事前申込
申込方法 下記、日本臨床救急医学会のホームページよりお申込みください。
http://jsem.me/training/peec.html

ワークショップ6 11月26日(土曜日)9:15~11:15(第5会場)

コメディカル教育研修会リエゾン活動で出会う困難―病棟や組織をどう読み取り、どう働きかけるか―(企画:リエゾン・コメディカル委員会)

私たちが病棟に出て行う「リエゾン活動」には、様々な困難がつきまといます。その要因の一つに、支援の対象者が患者のみならず、コンサルティでもあるという点が挙げられます。つまりは、患者支援を巡って問題を抱え、相談を持ちかけた病棟スタッフに対して、コンサルタントとして助言や提案をも行う必要があるということです。病棟スタッフは、患者の言動を問題視して訴えがちですが、その内容は、ある問題の一つの側面を表しているに過ぎないこともあります。例えば、主治医と病棟看護師との対立など、病棟という一つの集団における対人関係上の問題が、患者の問題として置き換えられていることも珍しくありません。病棟で問題とされた状況を解決するために、私たちは病棟、さらにはより大きな病院組織で何が起こっているのかを読み取ったうえで、患者の直接的支援者(病棟)が有効に機能できるよう働きかけ方を考える必要があります。
この教育研修会「病棟や組織をどう読み取り、どう働きかけるか」は、「リエゾン活動における困難」を共通テーマに、リエゾン・コメディカル委員会が企画する会の一つです。シンポジウム「難しい状況にチームとしてどう関わるか」、ワークショップ「リエゾン活動における困難~さあ困った!こんな時、どうしてる?~」と併せてご参加いただければ幸いです。なお、教育研修会では、仮想事例を用い、グループワーク形式でコンサルテーションを行う「場」のアセスメントとアクションについて学んでいきます。
経験の浅い方に照準を合わせた内容となっていますが、コンサルテーション・リエゾン活動、医療チーム活動に関わっている方であれば、職種を問わずどなたでもご参加いただけます。医師・看護師・心理士・薬剤師・作業療法士・理学療法士・精神保健福祉士などの医療職、みなさまのご参加をお待ちしております。

事前申込 要事前申込
定員・募集対象 40名
(コンサルテーション・リエゾン活動を行っている方、医療チーム活動に関わっている方であれば職種を問いません。)
※申込締切り:11月15日(火曜日)
申込方法 定員に達したため11月8日(火曜日)お申込分もって締切りました。
たくさんのお申込をありがとうございました。

ワークショップ7 11月26日(土曜日)14:15~16:15(第5会場)

リエゾン・コメディカル交流会リエゾン活動における困難~さあ困った!こんな時、どうしてる?~(企画:リエゾン・コメディカル委員会)

高度化、複雑化する医療のなかでチーム医療が主流になりつつあり、多職種の協働は欠かせないものになっています。リエゾン活動において、質の高いケアを提供するために各専門職種が共有する目標に向けて共に働くことのメリットを感じながらも、背景の異なる専門職が有機的に機能し、成果をあげることの難しさを実感することも多いのではないでしょうか。身体疾患を抱える患者の複雑困難なニードへの対応では、医療チーム内のコミュニケーション、プライマリーチームとのコミュニケーション、身体疾患に関する基本的知識の習得など、多くの困難を伴うことがあります。
この総会でリエゾン・コメディカル委員会は、「リエゾン活動における困難」を共通テーマとする、シンポジウム「「難しい状況にチームとしてどう関わるか」、教育研修会「病棟や組織をどう読み取り、どう働きかけるか」そして、このワークショップ「リエゾン活動における困難~さあ困った!こんな時、どうしてる?~」を企画しました。このワークショップは、参加者同士の交流を中心に置き、自由な雰囲気の中でリエゾン活動における困り事、知りたい事、工夫している事などを参加者同士で共有しながら、職種を超えたつながりを作っていただきたいと思います。
コンサルテーション・リエゾン活動、医療チーム活動に関わっている方、関心のある方であれば、どなたでもご参加いただけます。医師・看護師・心理士・薬剤師・作業療法士・理学療法士・精神保健福祉士などの医療職、そしてこれらを目指す方々みなさまのご参加をお待ちしております。

事前申込 要事前申込
定員・募集対象 30名
(リエゾン活動・チーム医療に関わっている方、興味のある方(大学院生も可))
当日も可能な限り受付けますが、事前申込を優先とさせていただきます。
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