第39回日本高次脳機能障害学会学術総会

会長挨拶

 第39回日本高次脳機能障害学会学術総会会長 加藤元一郎先生(慶應義塾大学ストレス研究センター長、医学部精神・神経科学教室教授)におかれましては、平成27年3月3日に急逝されました。謹んでお知らせ申し上げます。
 加藤先生は、長きにわたり、高次脳機能障害に関する研究の発展に尽くしてこられました。当学会においても、事務局担当理事として学会運営にご尽力され、また、教育・研修委員会、Brain Function Test委員会、利益相反委員会の委員長としても、多大なるご貢献をされてきました。
 皆様とともに衷心よりご冥福をお祈りいたします。
 尚、第39回日本高次脳機能障害学会学術総会は、加藤先生のご遺志を引き継ぎ、予定どおり開催いたします。
 皆様方の数多くの演題ご応募ならびにご参加をお待ち申し上げております。

第39回日本高次脳機能障害学会学術総会
会長代行 三村  將
(慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室教授)

 このたび、第39回日本高次脳機能障害学会学術総会を東京で開催させていただくことになりました。

 本総会のメインテーマは「前頭葉」としました。高次脳機能の中でも最も複雑であり解明しにくい分野でありますが、さまざまな研究手法によって少しずつその謎が明らかになりつつあります。特別講演には渡辺正孝先生をお招きし、サルの基礎研究から解明された前頭葉の機能についてご講演いただきます。メインテーマと関連した教育講演として、前頭葉機能障害のリハビリテーション、シンポジウムとして前頭葉と言語機能、前頭側頭葉変性症と紛らわしい病態などを取り上げます。

 また、今まで当学会は後天性の脳損傷や変性疾患が討論の中心でしたが、先天性の問題、発達障害の分野についても高次脳機能の視点から検討するシンポジウムを企画しました。さらに、必需品となった電子機器へのリハビリテーションに対処する必要性から、電子機器とリハビリテーションといった新しいテーマにも取り組む予定です。他にも、多彩なワークショップや教育講演を用意し、皆様方の関心領域を広げていきたいと願っています。一般演題は幅広い分野から募集いたしますので、活発な議論に発展し、高次脳機能研究のさらなる広がりにつながることを期待しています。

 クリスマスを目前に控え、美しいイルミネーションに彩られた青山の地に多数の皆様がお集りくださることを、企画者一同心よりお待ち申し上げております。

会長 加藤元一郎
(慶應義塾大学ストレス研究センター長、医学部精神神経科教授)

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