会長挨拶

第57回 日本臨床検査医学会学術集会の開催に向けて

会長  宮澤 幸久
(帝京大学医学部臨床病理学)

 第57回日本臨床検査医学会学術集会の会長を仰せつかり、誠に光栄に存じます。

 東京での開催は平成16年に本学会前理事長の渡邊清明先生が第51回総会長を務められてから6年ぶりとなりますが、ほぼ同じ時期の9月9日(木)~12日(日)、会場も同じ京王プラザホテルでの開催となります。会場確保と他の学会との日程調整から例年より3ヵ月ほど早い開催となり、そのため演題募集期間も2月9日(火)~3月16日(火)と早まりました。昨年の第56回学術集会は8月の開催でしたので、準備期間としては1年強ということになります。

 今回の学術集会のテーマとして「臨床検査の価値-その評価・そして未来に向けて」を掲げさせていただきました。臨床検査の意義については今更申し述べるまでもありませんが、検査診断機器および検査診断薬が目覚ましい進歩を遂げたなかで、その評価が適正に行われてきているとは必ずしも言えません。次々と新しい検査が登場し臨床の現場で使われてきており、オンライン化を中心とする情報技術の進歩とともに、臨床的有用性に直接つながるものでしたが、その臨床的評価、検査学的評価について、今こそ適正な評価が求められるべきであります。一方、これらの進歩は医療経済上においても大きな貢献をしてきたのにも関わらず、保険医療政策上では適正な評価がされておりません。今回の学術集会では、これら臨床検査に関わる価値そして臨床検査の未来に向けて再評価を行いたいと考え、テーマを決めさせていただきました。

 昨年10月に開催されたプログラム委員会での活発な討論により、期待にたがわぬ多数の企画が提案されました。現在、最終的なプログラム作成に向け、鋭意準備を進めているところでございます。関連学会との共催シンポジウムも予定されており、臨床検査全般に関わる広い視野から発展を目指した学術集会になることを期待しております。

 多数の演題ご応募と皆さま方の積極的なご参加を頂きますよう、今からお待ち申し上げております。何卒どうぞよろしくお願い申し上げる次第です。

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